カンペール、プルターニュ地方 年代不詳
ブルターニュ地方は、パリから東へ遠く離れた半島で、現在もケルトの子孫が残り、民族固有の衣服を今に伝えている。この衣服は、編紐の付いた胸当付ベストを特徴とする女性の衣裳で、袖口、裾、胸当て部分には、金糸、銀糸のブレードで装飾が施されている。頭部には、コアフ(coiffe)と呼ばれるレース製の被りものをつけている。
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