King & Queen
複製不可
29.三宅一生 A-POC「King & Queen」
1999 春夏

 1970年に三宅デザイン事務所を設立。73年からパリコレクションに参加。身体と布の関係を追求した「一枚の布」をコンセプトに、新たなデザインを生みだし続けている。80年代後半、テクノロジーとリサーチを経てスタートした独自のプリーツの開発からは、機能的で汎用性の広い衣服を実現した「PLEATS PLEASE」が93年に誕生。2000年にはコレクションライン「ISSEY MIYAKE」を滝沢直己にゆだね、自身は新たな開発「A-POC」に取り組んでいる。図版はその代表的な「King &Queen」(1999春夏)。チューブ状の布地のなかにすでにデザインが組み込まれており、切り取り線を選びながらはさみを入れると、帽子、シャツ、靴下などがあらわれる。「A-POC」とは、「一枚の布=A Piece of Cloth」と「時代=エポック」の造語であり、最先端の技術と共に創りだす21世紀の「一枚の布」である。

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